新築ワンルームマンション投資の落とし穴

ワンルームマンション投資の危険

かぼちゃの馬車シェアハウスだけではありません

不動産を保有して家賃収入を得ている方は数えきれないほどいて、同じくらい、不動産を保有してお金持ちになることを夢見ている人も数えきれません。

世間では、「不労所得」と言い、羨望のまなざしで、ある意味やっかみやひがみの対象になっています。

私は、不動産投資は、「不労所得」という言葉に含まれる「楽をして儲かる仕事」とは考えていません。当たり前ですが、「事業」であるので、手間や時間をかけ、ノウハウや知識を駆使して、成果を上げていくことが必要になります。
そこで、いまだに世間にはびこっている、新築ワンルームマンション投資を題材に、この投資の危険性をご説明したいと思います。

1.そもそもの売買価格が高い

マンション投資をする際に、投資家が気にするのは、その投資をしたら、何パーセントの利回りがあるのか?という数字です。中古の場合、6%~10%くらいの利回りがあると嬉しいな、と買う立場の人は思います。世の中の他の商品と同様、売買をするということは、売主がいるので、そちらの側に立つ人は、もう少し利回りが低く買ってくれないかな?と思います。

2.一度買うと、売れない

1500万円で買った投資用ワンルームマンションを売りたい、と思っても、そう簡単には売れません。前述のとおり、中古の投資用マンションを買う人は、利回りを重視して購入を検討します。利回り6%を期待したら、売買価格は1,000万円です。 1500万円で買ったものを売りに出したら、購入希望者が言ってくる値段は1000万円になってしまいます。

自動車を新車で買って、少し使って、中古車になったら、ある程度価格が下がる、ということは多くの方は納得できると思います。

新車にはそれだけの価値があるので、中古になって、価値が目減りしても仕方ない、と思います。投資用マンションも同様なのですが、価値の目減りに納得できますか?

自動車を買う時に100%ローンを組んで買う方は少ないと思います。ある程度のお金を用意して、車を買うので、中古になって、価格が下がっても、車を売って得たお金で残った借金を返して、一件落着です。

資用マンションの場合は、購入価格、ほぼ全額をローンで賄うケースが多いようです。なので、中古になって売却価格が下がった場合、借りていた借金が返せなくなるので、簡単には売れないのです。本当に売りたくなったら、差額の数百万円を別に用意しないと売れません。そんなことは簡単にできないので、多くの人が苦しみます。

3.危ない投資に引っかかる人が多い

「不労所得」に目がくらみ、営業マンのうまい話に乗る人が後を絶ちません。ものすごく高い金額での買い物なのに、100%ローンが組めて、自分のお金がほとんど出ていかないので、このような買い物をしてしまいます。

数年前に世間を騒がせた「かぼちゃの馬車シェアハウス投資事件」も同じ組み立てです。 自分は賢いからひっかからない、と思っている意識髙い方々が、悲惨な犠牲者になっていました。

投資をするにあたっては、不動産のこと、業界のこと、儲けの仕組み、等をよく理解しないと、うまくいきません。
事業として運営するには、それだけの手間ひまをかけ、覚悟を持って臨み必要があります。

不動産投資を始めたい、今まで投資をしてきたが問題があって困っている、誰に相談したらよいのかわからない、と思っている方は、ぜひ当社にご相談ください!
相談された方の利益を第一に、親身になって解決に向けて一緒に動きます。

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